感情とは何?
2023/2/10(金)
こんにちは!
カウンセラーリコラです。
本日は「感情」のお話です。
わたしたちは、機嫌いい、機嫌が悪いと表現しますが、感情のことを「いい」「悪い」で振り分けることはありません。
機嫌とはいわば、「気分」であり、良い気分、悪い気分に近いものかと思います。
では感情とは何でしょうか?
感情は自分の分身です。
そして、感情は反応でもあります。
代表的な感情といえば、喜怒哀楽ですが、そのほかにも高揚感、罪悪感、充実感、淋しさ、不安、多種多様な感情を私たちは感じることがあります。
感情をどう扱ったらいいのか、わからない時に、私たちは混乱します。
淋しさや悲しさ、怒りの感情の底の方には過去に経験した出来事が影響していることがあります。
メキシコのシャーマンの血を引く作家ドン・ミゲル・ルイス氏は著書の中で
感情が人間の行動をコントロールしているのであり、人間が感情をコントロールしているのではない、感情のコントロールが出来ない時に、言いたくないことを言い、したくないことをする
と書いています。
感情は、時に私たちに問題をもたらします。
人を責めたり、批判したり、自分のことを責めては、落ち込みます。
ある時は、買い物やお酒、その他の行為で気持ちを紛らわせるためにあらゆる手段を使うこともあるでしょう。
これらはとても困った状況でもあります。
感情に左右されないためには、一度、自分の気持ちを外から観察するように、なぜ、今、その感情なのか、自分に対して説明できることで、腑に落ち、納得します。
納得が出来ると、次に同じような状況になったときに対処の方法がわかります。
自分の取説は自分が持っている
このことに気が付くと、人間関係や家族関係、などあらゆる方面においてスムーズになっていきます。
自分の取説を持つということは、自分を理解することです。
そして
感情に反応するのではなく、対応することができるようになる
ということです。
感情に対応できるようになると、心の痛み止めのような、行為、言葉を必要がなくなります。
すっくと立った自立した生き方が出来るようになります。
私はこの状態を「品の良い在り方」「品性」「上品な人」をとらえております。
周囲からの誉め言葉、慰め、評価、感謝などを欲しがらず、自立した姿は理想の生き方です。
日々の積み重ね、気づき、継続すること、どれもが必要です。
少しでもお手伝いが出来るよう、リコラの体験では様々なメニューを展開しながら、「感情」を観察できる機会を設けております✨
1月~2月は以下のメニューにお申込みがありました。
ご自身の心の在り様に関心を持たれ、葛藤やお悩みをお話をお聞かせ下さるみなさまに、感謝の気持ちとリスペクトをしております🍀
最後までお読み下さりありがとうございました。