【開催報告】芋煮会!こんにゃく作りにも挑戦するよ!

2022/12/21(水)

こんにちは♪

きのこのこのこキャンプの妻由です。

今日は12/11に開催した『芋煮会!こんにゃく作りにも挑戦するよ!』のイベントの様子をお届けします!

 

 

今回はなんと私たちも初の試み、こんにゃく芋からのこんにゃく作り。

スタッフが事前に自宅で作って試して練習をしてくれましたが、うまくこんにゃくつぶせるかな、時間間に合うかな…とちょっとドキドキ。そしてわくわくした気持ちで現地へ。

今回の会場は町田市にある大地沢青少年センター。

夏の「レシピのないピザづくり」以来の大地沢です。(こう考えると、普通のクッキングでは物足りず、いつもいろんなものを挑戦している私たち笑)

 


◎まずはこんにゃく作りの作り方クイズ

作り方もしっかり正しい順を教えてもらえるのかと思いきや、まさかの作り方クイズからスタート!笑



こんにゃく芋は縄文時代に日本にきたんだよ~

このサイズのこんにゃく芋2つからはなんと20枚近いこんにゃくができるんだよ~

と、大人もいっしょに「へぇ~」と思うこんにゃく豆知識をゲットしながら、みんなでクッキングの順番を考えていきます!



子どもたちが作り方順に並んでパシャッ!

少し緊張気味だった子ども大人も、一気に盛り上がり、一体感が増します。

いざ開始!


◎いざ、こんにゃく作りスタート

子どもも大人もみんな混ざりあって、初めてのこんにゃく作り。

「初めてこんにゃく芋を食べてみようと思った昔の人すごいよね」

「昔の人が体を張って食べてくれたおかげで私たちは今こんにゃくが食べられているんだね」なんて会話をしながら。


普段スーパーで売っているこんにゃくを食べるだけでは想像することもない、遥か昔の人々に尊敬と感謝を抱きながら、洗って、すりおろして、こねて、寝かせて。


最初は薄いピンク色だった色がだんだん変わってきたり、粘りがでてきたり、徐々にこんにゃくの匂いがしてきたり。視覚だけじゃなく、触る感覚、嗅覚を使って作っていきます。

小さい子の作業の時には優しくボールを抑えてあげるお姉ちゃん、お兄ちゃんらしさも垣間見え、子どもたちはあっという間に仲良くなるんだな~ということを毎回感じます。




初めての包丁もデビューしたり



20合のお米をお釜で炊いてみたり



子どもにとっても大人にとっても初めてのことも多かったけど、

「まぁやってみよう!」「だいじょうぶでしょ!」と、失敗を恐れず、はじめての挑戦をみんなで楽しむ、そんな温かい雰囲気が漂っていました。

実際に、お米は炊き加減を若干失敗してしまいましたが、それもまた学びと思い出になりました。(次回はお米のお水はもう少し多めにしよう!笑)


◎できた!お味噌VSお醤油の芋煮

そして、40分も煮たこんにゃくも、ご飯も、芋煮も無事にできあがり~!


 



少し肌寒く、お腹もすいていた時間に、みんなで作った美味しくて温かい

芋煮が身体に染みます。

こんにゃくは歯ごたえがしっかりあり、美味しい!!

大きなこんにゃくの玉を作った子どものこんにゃくもバッチリ。

お味噌とお醤油ベースで作ってみましたが、どちらもとても美味しく、自分たちの手で、みんなで協力しながら食べるご飯の美味しさを噛みしめました。


◎子どもが夢中になるマッチ、そして山への冒険


釜戸があるときの会は、子ども達はみんな「マッチ」の虜になります。

マッチを初めて使う子もいましたが、最初は恐る恐るつけている子も、慣れてくるとマッチに夢中。

火が消えそうになると、みんな必死で枯れ木を集めてきて燃料を追加し、火をつけ始めます。「こっちの松の方がよく燃えるよ」「ここにつけた方がいいよ」など試行錯誤。


火を絶やしたくないというのは人間の本能なのか?

日常ではなかなか体験できないマッチで火をつけるというとてもシンプルなことも、子どもたちにとっては面白い遊びなんですね。




そして、クライマックスは少し生い茂った山へ冒険に。

大人でも少し険しいと思う細い山道を子どもたちはグングン上っていきます。

ちょっぴりドキドキした気持ちで冒険に出たこと。

その気持ちを超えて頂上で見えた太陽、広がった景色がとっても綺麗だったようで、わくわくした表情で楽しかった様子を話してくれました。





◎最後は知図で今日の楽しかったことまとめ

私たちの活動では最後に「知図」というものを描いています。

今日発見したこと、面白かったこと、なんでもOK。

子どもたちが今日1日の楽しかったことを自分の口でみんなの前で発表してくれます。



 

同じ1日を過ごしていても、楽しかったこと知図に描くシーンが一人ひとり違うのがまたとっても面白いところで、

山に冒険に出たことのわくわく感を伝えてくれたり、こんにゃく芋の色まで丁寧に描いて表現してくれたり、「マッチの寿命は1秒」という発見をしたり、お米が大好きな子は紙いっぱいにお米の粒を描いて美味しかったことを表現してくれました。

どの子にとっても初めての出会いがあり、その中でいろんな気づきや学びを教えてくれる、とても温かい時間が流れました。


今回はこんにゃくから作るという初めての試み。

私たち自身も、うまく作れるか不安な気持ちもありましたが、これからも参加者のみなさんと一緒に、無事に作れるか!?ということも楽しみながら、時には失敗も味わいながら、一緒に混じりあう楽しい空間を作っていけたらいいなと思います。

 

今年はたくさんのイベントで多くの皆さんと一緒に、

『大人も子どもも思いっきり遊ぶ』を創ることができました。ご参加くださりありがとうございました。また来年も一緒に、思いっきり遊べることを楽しみにしています!


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