大河ドラマとカフェ散歩

2022/12/5(月)

こんにちは。2022年も歳末となりました。今年放映のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も残すところあとわずか。フィナーレを迎えようとしています。

路地裏道を歩いてカフェを訪ねる「鎌倉路地裏カフェ散歩」のコースの近くにも、ドラマゆかりの史跡が数々あります。

それらの中から北条義時法華堂をご紹介します。

法華堂へは頼朝の墓の更に奥にある、薄暗い細い階段を上ります。

上りきると緑の平地が開けます。こちらが北条義時の法華堂。2005年の調査で発見されたとのことです。

現地ではスマホアプリを使ってこんな感じで当時の様子が再現されます。

法華堂の右手奥に長い石段があって、この先に3つの墓所があります。大江広元、島津忠久、毛利季光の墓です。

大江広元は頼朝の右腕として活躍した貴族。島津忠久は頼朝の乳母比企尼の長女の子で、薩摩島津家の祖先。毛利季光は大江広元の四男で、長州毛利家の祖先。鎌倉と薩摩と長州ゆかりの3人の墓が並ぶ、ミステリアスなスポットです。

法華堂の左手には、三浦氏のやぐらがあります。1247年の宝治合戦に敗れて滅亡した三浦一族276人のつわものどもの夢の跡です。

そして、振り返ると大倉幕府があったエリアを展望します。頼朝が建てた最初の鎌倉幕府です。

日頃は訪れることが少ないスポットへ、大河ドラマが誘ってくれた2022年。こんな旧跡の近くを歩くのも、鎌倉路地裏カフェ散歩の楽しみかと存じます。

鎌倉路地裏カフェ散歩(緑陰の西御門)

https://helloaini.com/travels/39289


路地裏カフェ案内人 こうちゃんより

この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する