江戸の伝統を令和に繋ぐ~みんなで体験し考える令和版大山詣り~
2022/11/24(木)
大山これから会議運営スタッフのMです。
12月3日(土)13時~17時に、『江戸の伝統を令和に繋ぐ~みんなで体験し考える令和版大山詣り~』が神奈川県伊勢原市大山で開催されます。
大山は古くから信仰の山として崇められ、江戸時代には気軽に行楽と信仰を行える地として人気を博し、江戸から大山阿夫利神社への参拝を目的とした一連の行程が「大山詣り」と呼ばれるようになったそうです。
江戸の人口が100万人だった時代に、20万人が毎年大山を訪れていたと言われており、当時の熱狂ぶりが伺い知れますね!!
この「大山詣り」はその文化的価値を認められ、2016年に日本遺産に登録されました。
大山と富士山
大山阿夫利神社下社からの景色
そして、この「大山詣り」に欠かせないのが、参拝者のお世話を実施する「先導師」と大山での滞在拠点なる「宿坊」です!
今回の体験は、大山の宿坊「山荘だいとう」を舞台とし、20代目先導師大藤誠一のお祓いを受けた後、大山阿夫利神社へのお詣りを実施します。
お詣りも神社へ行って帰ってくるのではなく、願いを込めた木太刀を神社まで持って登り、お詣りと奉納を同時に実施するスタイルが大山流です!
この木太刀を持って奉納するお詣りの始まりは、鎌倉時代に源頼朝が天下泰平と武運長久を祈願して太刀を奉納したという伝承に由来いていると言われています。
その後江戸時代には、負けず嫌いで見栄を張ることが好きな江戸っ子が木太刀の大きさを競うようになり、一人では到底運べないサイズの木太刀を江戸から神社まで運び奉納していたそうです。
大山の宿坊(山荘だいとう)
大山詣りのいで立ち(行衣と納め太刀)
今回は、この様なエピソードが残る「大山詣り」の一部を体験したのち、令和時代の新たな大山詣り(大山での新たな滞在内容)について皆さんでアイデアを出し合い、考えていきます。
出てきたアイデアをベースに、新しい「大山詣り」の実現に向け、今後も参加者の皆さんと一緒に進めていく予定です!。
緑や水が豊かな自然あふれる大山ですが、都心からは公共交通機関を使用して約1時間30分ほどで、新東名高速道路の伊勢原大山ICからもすぐの好アクセスになります。大山に精通されている方、大山が好きな方、大山に興味のある方、大山に行ったことがない方、どなたでもご参加いただける体験となりますので、是非この機会に信仰と娯楽が共存する大山で歴史を感じながら、これからの大山について考えてみませんか。
現在、御申込絶賛募集中となります!!皆さんのご予約お待ちしております!!