瀬戸の陶芸家　田中礼さんと『陶器着彩体験』レポ！

陶器に着彩体験！お子さんからおば様おじ様まで、自由にお絵描き気分！かと思いきや、意外とみなさん真剣に無口に集中して描いて？塗って？いらっしゃいました。集中した後の晴れ晴れとやり切った感の顔がまた印象的。

粉の絵の具を鉢でゴリゴリしたり、膠（にかわ）やフノリを使ったり。チューブの絵の具とは勝手が違っています。ふむふむと説明を受けて、先生がスリスリしてくれた色を習ったように鳥のモチーフに乗せていきます。うまく説明はできませんが！コツがあります。4色しかないのに、皆さんそれぞれ発想が違っていて面白いですね。

そして終わったらさっそく電気窯で焼きます！

もちろん田中先生に丁寧に詰めていただきました。

詳細は書きませんが、着彩してすぐに焼く時のコツがあります。窯の中の置き方にも！そこはプロにお任せです。

大体4時間くらいで700度を超える温度で焼き付けます。

あとは自然に温度が下がるのを待ってから、窯の蓋を開けます。

さて翌朝！無事に綺麗に焼き上がりました！

このベースを作るために、素焼き、本焼きと２回焼いています。

色をつけて３度目の焼成です。

焼物とはなんと手間と時間がかかるのか！

焼物だけではなく何でもそうかも知れませんね。

シンプルに見えてたくさんの工程を経てモノが出来上がる。

着彩体験の後は皆さんやはり作品を見る目がちょっと違っていました。

どんな工程か知る事で、作品の見方も深くなっていきますね。

あとは、可愛くパックして

皆さんにお渡しです。

ご参加ありがとうございました！