山の秋をお届けします
2022/10/3(月)
今咲いている花で圧倒的に多いのはこれ、トリカブト、英語ならmonk’s hood(坊さんのフード). きれいなのですけれど、毒草。あの食欲旺盛な鹿も食べないのです。他の花は咲く前にたべられてしまうので、もう育てるのはほぼ諦めの気分。そんなふうになったことに私たち人間の振る舞いも関係していることを考えたいと思います。
日本のヘーゼルナッツ、ツノハシバミが実をつけています。今年は鳥に全部取られないうちに収穫。すでに枝には来年の実を作るための短い棒のような雄花が2個ペアでついているのがわかります。
このヘーゼルナッツ、冬になったら鳥たちにあげる予定。冬は餌を見つけるのが大変でしょう。
この季節は葉脈標本、たくさん落ちています。葉脈がしっかりした植物の葉が良い標本になります。コブシなどいいですね。カサコソ落ち葉の中を探していたら、こんないいのがありました。
要脈の色をぬいたらこんなふうに。後でリースなどのオーナメントにも使えます。
6月に取り残した山椒の実が真っ赤に。赤は鳥を惹きつける色。何しろ鳥は目は良いから、どこからともなくやって来て実を啄んでいます。先ほどの葉脈標本と一緒に飾りにしたら、きっと素敵なカラーコンビネーション。で、私も少しもらいました。