馬のストーリー「歴史のたび=時間旅行」がおもしろい
2022/9/10(土)
日本列島における野生馬は縄文時代に絶滅し、古墳時代以降になって、朝鮮半島から家畜化されたウマが、それを飼養する技術を持つ人々とともにもたらされたことによって日本におけるウマ利用の文化が発生した、というストーリー
日本在来馬の歴史的変遷と現状
著者 尾崎 孝宏 鹿大史学 59 15-28, 2012
※鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (2022-08時点)
はじめにより抜粋
この論文、とっても面白いし、興味深い。
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845763816518400
馬といえば
現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、第一話で義時が女装した頼朝を馬に乗せて逃げるシーンからでした。
度肝を抜く演出・ストーリー展開は脚本家:三谷幸喜の真骨頂であると思いますし、SNSやメディアでも話題になったのは、記憶に新しいと思います。
twitter投稿
大泉洋“頼朝”、『鎌倉殿の13人』で女装披露 三谷幸喜から「はい!」にダメ出し
https://news.mynavi.jp/article/20220109-2246352/
また、現在滞在中の千葉県鎌ケ谷市や近隣には江戸時代
幕府の直轄の野馬牧場が有り、今でも「野馬土手(野馬除土手)」や「捕込(とっこめ)」が残っています。
千葉・鎌ケ谷&松戸 #野馬土手 江戸と明治からの歴史絵巻を紐解く街歩きでは
今でも残る「野馬土手(野馬除土手)」などをご案内し、ご覧いただけます。
同じく野馬牧場なら、我が住まいの有る沼津市の愛鷹山には「愛鷹牧」がありましたし。今は痕跡は森林の中で、鎌ケ谷市や松戸市の様には容易にご覧頂くことは出来ませんが・・・。
元野牧跡(もとのまきあと)
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/bunkazai/shiseki/motomaki.htm
なお、三島市の郷土資料館「歴史の小箱」には
(第251号)屏風に描かれたふるさと三島【2】 (平成21年4月1日号)として、愛鷹に設けられた馬の放牧場の一つとして知られる愛鷹牧を画題とした屏風「世古本陣図屏風 世古直史氏蔵」が掲載されております。
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/kyoudo/publication/pub_kobako017296.html
この様に「歴史を深掘り」するとストーリー、「歴史のたび=時間旅行」が展開します。
ぬまづ歴たび-歴たび舎 の提供・展開するたびの一端、一例です。