コロナ禍にこそ自然体験を!!
2022/8/28(日)
この週末の雨で夏にピリオドが打たれるようで、なんとなく寂しいこの頃ですが、みなさまいかがお過ごしですか?
昨日の海あそびをもって、私の中では夏休みが終了しまして(来週も川は入っているのですが、気持ち的に)
一息ついてこの夏のことを思い出しているところです。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました💖💖💖
ご参加予定でしたが近年特有の諸事情でご参加いただけなかった方々、
ぜひぜひ来年の夏こそは!遊びにいらしてくださいね^^
さて、この夏、ゲストの方とお話ししていてはっとさせられたことがありました。
今の2、3歳の子どもは生まれてすぐに、すでにコロナ禍で「あまり外で遊んだりしたことがない」と。
4歳の子も、同じような状況があるかもしれません。
これは接してみての感覚ですが、5、6歳になると、それ未満の子どもたちよりも、
まだいろいろな体験が溜まっているといいますか、自然が未知すぎないので浸透性が高いような感じがします。
南房総住まい、森のようちえん通いでコロナ前と変わらず毎日外で遊んでいた我が家のキッズは、
コロナ禍による影響はほぼなく過ごせているのですが、
そうか、今の子どもたち、特に都市部に住んでいる子どもたちは、
コロナ禍でいろいろな体験・経験が奪われているんだな。
なんてことだろう。二度と戻れない、あっという間の幼少期に…。
一緒に遊んだ子どもたちを思い出して、悲しいような行き場のない憤りのような感情が湧きました。
もちろん、自然に興味がないというお子さんもいるだろうとは思うのです。
しかし、テレビやネット、図鑑で見ているだけでなく、実物の自然に触れ合ってみたい…という子どもや、
触れ合わせてあげたいのに諸事情で外出自粛せざるを得ない親御さんも、たくさんいるんだろうな、と。
密になりようがない南房総の自然の中で、何かお役に立てることはないか、夫にも相談しつつ、考えました。
そこで新企画、ainiを通じて都市部のお子さんと親御さんの「はじめての自然体験」、秋からスタートします!
「はじめて応援!自然あそび」
月一回、旬の自然の素材/して楽しい遊びを厳選して、親子7組ほどで集まり、子どものペースでゆっくり自然遊びをします。
対象は、幼児とします(小学生のご兄弟はOK)。焚き火のごはんもぜひ取り入れたいポイントでした。
初回は【虫】をテーマに、大人も子どももみんなで網を持って生き物を捕まえて遊びます。
フィールドの大房岬自然公園が、ワイルドな自然が残る広大な場所ですので、ただお越しになって親子で歩くだけでも、リフレッシュになるかと思います。
ちなみに…我が家のgen(4歳/トップ画像)はいま空前の虫取りブーム到来中。夫は虫とり少年から始まった自然好きで自然学校職員になったような人なので、一緒に遊べたらきっと楽しいと思います^^
最後に…なぜ自然体験が必要か?ということについて。
最近では自己肯定感やメタ認知能力を高めるとか、いろいろ言われていますが、
私は「ありのままの自分でいる時間」ができることがポイントだと思っています。
自然はみんな、ありのままの姿。
人はそこにお邪魔することで、ありのままの自分になれる。戻れる。
ただ生きて、心が動いて、笑って、、というシンプルな自分。
怖いとか、不安も含めて、自分のありのままを、まるっと受け止められる時間。
この「地球」で生きていることを慈しむことができたら、
こんな究極の自己肯定はないんでないかな、と思っています。
昨日もご参加のゲストの方が、キラキラの海の上に親子でプカプカ浮いて思い思いに過ごしているのをふっと俯瞰して、あ〜美しい景色だなぁとしみじみ感じていました。
人と自然が溶け合っている瞬間に出会えること…私がガイドの仕事が大好きな理由です。
秋からもよろしくお願いいたします♡