没後30年、松本清張と蒲田
2022/8/6(土)
清張没後30年という事で、最近、テレビや新聞で作品が紹介されています。
私が開催している「蒲田町歩き」にも、ゆかりの場所が出てきます。
小説「砂の器」では、その書き出しに
以下引用~第一章 トリスバーの客
国電蒲田駅の近くの横丁だった。間口の狭いトリスバーが一軒、窓に灯を映していた。
11時過ぎの蒲田界隈は、普通の商店がほとんど戸を入れ、スズラン灯のあかりだけが残っている。
これから少し先に行くと、食べもの屋の多い横丁になって、小さなバーが軒をならべているが、
そのバーだけはぽつんと、そこから離れていた。ー引用終り
被害者と加害者がこのトリスバーで会い、その後、近くの「蒲田操作場」で殺人が起こります。
人気作品の冒頭で、これだけ地名がはっきりと出てくるので、バーの特定をしたくて、
あれやこれや、検討しましたが、特定はできませんでした・・この辺りだな~と推察はしています(*_*;
TBSで放送された中居正広主演の「砂の器」では、作品のテーマとなっている「宿命」が発表される会場もコース入っています。
などなど、砂の器ゆかりのスポットをご案内しています。
ホストはDVDで「砂の器」を見ました。感動的な映像でした。映像がきれい。
野村芳太郎、橋本忍、山田洋次がタックを組んで、紆余曲折ありながら仕上げた映画と読みました。
この映画をつくるお話が面白い。
蒲田にゆかりのある松竹作品で、松竹映画100選に入っています。
話がそれてしまいますが、出演者の顔が個性的で、ある意味、外国映画を観ているような濃さがありました。
顔に個性のある人が出てくる、外国ドラマが好きなんです!(^^)!
https://helloaini.com/travels/38624