伊東の東海館でツアー組んでガイドしたい!

2022/7/29(金)

伊東市にある東海館に行ってきました!


ここは伊東駅から歩いて10〜15分の場所にあります。

ここは昭和3年(1928)に創業した旅館になっていて、今は観光文化施設として中を見学することができます。

昭和初期の旅館は貴重だということで、有形文化財にしていされています。


(有形文化財のプレート見つけましたよ!)



ここは3階建てなのですが、創業者が伊東で当時腕のあった職人を3人雇い、各階にひとり担当させたようです。

そう…つまりそのフロアを任された職人たちは、自分の腕を発揮する、負けられない戦いだったのではないかと思います。

(創業者の方、なんて罪な戦いをさせているんでしょう…!)

というわけで、随所にため息の出るような、職人の芸の細かさを見ることができます。




(この影絵はびっくりしました)


ここは120畳もある大広間で、当時から一番力を入れて作った場所だそうで、それが伝わるものが随所に感じられます。


そこで目を見張ったのがこの彫刻です。






さらに旅館ということで当時客室として使われていた場所も見学できます。







タイムスリップしたようなノスタルジーな気持ちになります。

またこの日は暑かったのですが、東海館はクーラーのような設備はないようで、扇風機のみが回っていたのですが、川沿いなのとよく言われる昔の建築のほうが涼しく感じるのか、快適に過ごせました。


また、伊東の歴史を知ることもできます。



伊東は日本で初めてヨット(洋式帆船)が作られた場所です。

江戸時代初めに徳川家康の命令によってイギリス人ウィリアム・アダムス(日本人名・三浦按針)が作りました。

その展示が見られます。




そして『伊東』と言えば忘れてはいけないのが伊東祐親。

今放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てきた登場人物、新垣結衣さん演じる八重姫のお父さんですね。



そして伊東はあの東郷平八郎も別荘を建て、伊東を愛したそうです。

東郷平八郎とは、明治37年(1904)に開戦した日露戦争でロシア側のバルチック艦隊を破った海軍軍人で、バルチック艦隊を破らなければ、日本の運命は変わっていたかもしれないと言われています。



伊東にはその東郷平八郎にちなんだ場所がたくさんあります。



伊東の東郷平八郎の別荘は見学することができます。

東海館にこのチラシが置いてありました。


こう見ていくと伊東は鎌倉時代、江戸時代、明治から昭和まで、歴史がギュッと詰まった街であることに驚きます!



東海館にノートがあったので、書かせてもらいました♬

もしお出掛けの際には見つけてみてください。



東海館の入場料は大人は200円ですが、とても学ぶことが多く、とても安いと思いました。

見学は21時までなので、どこかの帰りに寄るのもいいかもしれません。

夕暮れ時の景色も見てみたいと思いました。

またここは元旅館ということで、大人500円で日帰り温泉もやっています。


この建物の素晴らしさと伊東の歴史のすごさ。

東海館の中でツアー組んでガイドしてみたいなぁと思いました。

事前に施設の中の方に許可を頂いたらainiでできるかな?


伊豆は本当に素晴らしい場所がたくさんあり、みなさんをたくさんガイドしたいです!


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