旅する小さな写真展

2022/7/7(木)

このたび、大人のための北東北マガジンrakra(ラ・クラ)様の「旅する小さな写真集」をBook&Space旅空間にて展示させていただくことになりました。


rakra連載小説「潮風の速さはどれくらい」のために、Photographer・大谷広樹氏が撮影した未公開カットを集めた「旅する小さな写真集」。写真に、小説家・南海遊氏が描く小説の一節を添えた、手づくりのアルバムです。



お近くにお越しの際は、この機会に是非お立ち寄りください。


●大人のための北東北エリアマガジンrakra http://www.rakra.jp/


●「潮風の速さはどれくらい」特設サイト https://kpj.co.jp/rakra-shiokaze/

*特設サイトでも当店のことをご案内いただいています!


 


【ストーリー】

「みちのく潮風トレイル」。


青森県から福島県までの沿岸をつなぐ、全長約1,000kmを超えるトレイルコース。それは、人の営みと自然の波際を歩く、長い道のり。


そんな道のりを、見ず知らずの二人がそれぞれに、北と南から旅立つ。

 


「あれから十年。私はどんな大人になっただろう」


恩師との想い出の灯台を目指して、八戸を出発する二十四歳の女性、楠川 翠。


 


「僕の人生は結局、歩きながら出逢ったものばかりだった」


かつて妻と過ごした街を訪れるため、石巻を出発する四〇歳の男性、神原 健次。


やがて二人の間で、SNSを通じた言葉の無い交流が始まる。


それぞれの旅で自然と出逢い、人と出逢い、そして過去の自分と出逢い、二人は少しずつ近づいていく。本州最東端の岬、魹ヶ崎を目指して。

 

——あの日からの十年を越えて、それぞれの速さで歩き続けた二人の旅。


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主人公二人のimstagramのアカウントがあります。

リアルとフィクションが交差した小説となっていますので、お楽しみください!

楠川 翠 imstagram @gusconeri8

神原 健次 imstagram @k.cambanella



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