上野公園で名建築鑑賞

2022/6/25(土)

6月23日、すてきなゲストをお迎えして「上野公園で名建築鑑賞」を開催しました。

JR上野駅公園口で待ち合わせ。新しくなった公園口は東京文化会館の巨大なコンクリート庇が目の前に見えます。

梅雨の曇り空の下、最初は国立西洋美術館を訪れます。

リニューアルされたばかりの前庭は、1959年の開館当初の姿に可能な限り近づけて復元されました。

建築家ル・コルビュジエの意図した空間を感じることができる、この前庭も世界遺産の一部です。

館内ではル・コルビュジエのアイデアがどのように実現されているかを見ていきます。

そしてフランスに渡り、ル・コルビュジエのアトリエで学んだ前川國男が師の建築と向き合う形で設計した東京文化会館。

コンクリート打ち放しの外観とは違い、館内は華やかな空間となっています。

ここでは国立西洋美術館と呼応するようなデザインの工夫を見て感じていただきました。

最後は同じく前川國男による東京都美術館。

上野の杜に隠れるような、周囲の景観と調和した建物です。

こちらは東京文化会館から14年後の建物。同じ建築家でも時代と共にかなり違う印象です。

ご紹介した上野公園の名建築、ゲストの方に新たな発見があれば嬉しい限りです。

今回もご参加くださったゲストの方に感謝申し上げます。

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