【廃線跡ウォーキング】篠ノ井線旧線(長野県明科駅から)
2022/5/20(金)
かつては人を運ぶ列車が通っていた場所。
そんな昔の息吹が感じられ、今は静かにコケがむしているような廃線。
今回は長野県明科駅から篠ノ井線旧線を歩いてみました。
篠ノ井線旧線は1988年に新線に切り替えられて廃線になったところ。明科駅から旧第2白坂トンネル入り口までの片道約6kmのコースです。
往復すると約12kmで往復3時間はかかりますが、ゆっくり写真を撮りながら歩くと4~5時間はかかります。
今回は時間の制限があったので、途中までしか行きませんでしたが、コケむした線路枠や歴史を感じさせるレンガのトンネルやすでに使われなくなった電柱や標識など。
時間の流れを感じながらゆっくりと歩くと、まるでタイムマシーンに乗ったような気分になります。
ここに電車が通っていたとき、どんな人が乗っていたのでしょう?
今はどうしているでしょう?
そのころ、私も乗ったかしら?
ただ古いだけでなく、真っ暗なトンネルに入るのが怖いなぁと思って近づいてみると、パッとトンネル内の電気がついたりして、最新の技術が取り入れられているのにはびっくり。
86年間電車が通り、人や荷物を運んで働いてきた場所は今はトレッキングコースとなっています。
たくさんの木々とコケむした廃線。
目を閉じて耳をすませば、当時の様子が見えるような気がしてきます。
また近いうちに訪れてみたいと思えるような場所です。
6月20日にainiのウォーキング体験を実施する予定ですので、ご興味のある方はご連絡くださいませ。
明科駅近くの入口には全体の地図があります。
ここからが本格的なトレッキングコース
一人だとトンネルにはいるのに、ちょっと勇気がいります。
暗いトンネル。しかし一歩踏み入れるとパッと電気がつきます。
トンネルを抜けると、レールはありませんがこれぞ廃線という雰囲気が。
線路わきはコケむしています。
三五山トンネスの全長は、125m
どこもかしこもコケだらけ!
レンガのトンネル