手術が無事に終わりました!

2022/1/27(木)

明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。


去年の10月に見つかった甲状腺周りの嚢胞を摘出するための手術が無事に終わり、退院も出来て今は自宅でゆっくりしてます。

約4時間の手術だったので、術後は首や顔が痛くて大変でした。

そして、入院中も大変でした。それがとってもNZっぽいのでお伝えしますね。


手術後、回復室で2時間過ごした後、入院するお部屋に移されました。

2人部屋のお隣さんは、79歳のお婆ちゃんで、外科手術をした後に痴呆の症状が強く出てしまった患者さんでした。


このお婆ちゃん、ものすごい肺活量があるらしく大声で叫ぶんです。

「Help!! Heeeeeeelp!!」(助けて~~!)

って繰り返し1時間ほど叫び続けたかと思えば、

「I found your teeth!!」(あなたの歯をみつけた!)

って繰り返して2時間ほど叫ぶ・・という軽い地獄。。


トイレに行く私を見かけると、鬼のような顔で

「Go home!!」(帰れ!!)って怒鳴る始末(涙)


24時間体制で介護スタッフはついてるのですが、彼らの仕事は

「危険がないよう見張ってること」だそうなので、叫び声をどうにかするのは出来ないそうです。


いやいや私、手術終わったばかりで身体のあちこちが痛くてしんどいんですけど・・・

回復するために睡眠が必要なんですけど・・・これじゃ寝れない!部屋を変えるか退院させるかどっちかにして!

って看護師さんにお願いしたところ、ベッドは満員なので移すのは無理、また退院も無理、との事。


お婆ちゃんが寝れるように安定剤と睡眠薬を投与してるそうですが、全く効かないみたいで。

逆に私が睡眠薬を出してもらったくらいです。

そして、看護師さんは「ごめんね」って言いつつ耳栓を持ってきた(爆)


結局、私はお婆ちゃんの叫び声と共に3日間過ごしました。

『老いる』って事をしみじみ考えた3日間でした。


やはりNZの公共医療って雑だな~っと再確認した感じ。

術後すぐの食事が、これでした。



固形物は食べれない、って言ってんのにラザニアとパン(爆)


こんな風に、連絡が滞るところも、お隣の患者さんがうるさいのも全てひっくるめて

NZ医療の現実で、めっちゃ雑!!


でも、手術は無事に終わったし、執刀医の方も丁寧にカウンセリングしてくださるし、とても安心できました。


このような公共医療を全て無料で受けれるのはやはり感謝しかないですし、今後の治療やお薬も国が補助してくれるので

有難いです。


退院する朝、荷物をまとめて部屋から出るとき、隣のお婆ちゃんが起きてたので

バイバイって手を振ってみたら、お婆ちゃんが微笑んで手を振ってくれてました。

ちょっと泣きそうになりました。


入院中は娘ちゃんもワンコも預けてました。

術後は身体がしんどいのとお隣がうるさいので凹んでたんですが、それがワンコにも伝わったみたいで。

その日の写真には、こんな顔で映ってました。






一番左が、うちのタンク君です。

鬱みたいな顔してる(涙)


今は娘ちゃんもワンコも家に戻ってきて、家族3人で過ごせています。

まだ痛みがありますが、ゆっくりペースで家事もこなせています。

声はしわがれ声になりました。時間かけて戻るはず、とは言われてますが・・。


術後2週間は5分以上喋らないように、と言われてるのが一番辛いかな🥲


毎日のように、ご近所の誰かがお見舞いに美味しいご飯を差し入れに来てくれるので、お喋りできないのがすごく悲しいです。


もしこのまま声が戻らなかったら、チャットレディになってやる~!と意気込んでいます。


aini 初のチャットレディ・・。オンライン体験: ZOOMチャットよ🤣


こんな感じで私の2022年はスタートしました。

ainiの皆様、今年もどうぞよろしくお願いします!

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