昭和30年代の雰囲気を色濃く残した花街跡⁉新宿区荒木町⁉

2021/12/13(月)

東京には沢山の花街が存在していたと言われている。

それもそのはずで、江戸時代、大名行列などで多くの者が地方から江戸、江戸から地方へ行き来していたのである。

宿場町も多く存在し、五街道を含む最初の宿には必ず花街が存在したと言われている。

東海道の品川宿を始め、板橋宿、千住界隈、吉原など様々な場所に花街が点在していたらしい。

しかし、時代の流れと共に、花街の痕跡はなくなりつつあり、元吉原があったとされる中央区日本橋人形町付近や、品川区と大田区の境目にある南大井から大森北付近は面影すら存在しない。

そんな中で、四谷の北側にある新宿区荒木町は、お店の形態は変わったものの昭和30年代の面影が残っていると言われている。

確かに路地裏には石段やレトロな建築物が残っていて、ノスタルジックな下町の雰囲気が漂っているのである。

元々、荒木町一帯は東京近郊でも名の知られた景勝地で、料理屋が軒を連ね芸者らが行き交う風情ある花街であったとの事。

しかし、太平洋戦争の空襲で町は壊滅し、戦後に復興するも昭和40年代(1966年-1975年)に衰退、昭和50年代末(1980年代前半)に終焉を迎えたのである。

ただ、戦後に建てられた建築物は多く残った為、かつての花街の風情を残した部分を見ることが出来るのである。

素敵な町の雰囲気が残る、新宿区荒木町・・・・・四谷付近に行った時には是非😊。


私の感想/5段階

興奮度・・・・ ★★★★★

やみつき度・・ ★★★★★

満足度 ・・・・★★★★★


麗しの花街跡⁉ 新宿区 荒木町はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/69iNRVWLwhQ


新宿区四谷、新宿通りの北側に位置する新宿区荒木町。町内の面積は狭いが昔ながらの建物が多く存在する。

路地裏には昭和初期の花街の面影が・・・。

実は町内で勾配差がかなりある。四谷の南側、新宿区若葉や須賀町、南元町同様沢山の階段が・・・。

奥側左寄りにも階段が・・・。

彼方此方に花街の痕跡が・・・。

津の守弁財天のところには、昔から「策の池」が存在する。町内最深部だろうか⁉

金丸稲荷神社。町内にある神社仏閣も神秘的だ。

素敵な坂です。

THE自転車祭り。

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