池上花暦 8月26日 芭蕉/ジャパニーズバナナ
2021/8/27(金)
池上の住宅街で昨年出会い、時々、見に行っています。
9月には実をつけている様子も確認。
今年8月、本門寺境内でも芭蕉に出会いました。
松尾芭蕉の名の由来、庭に芭蕉が植えてあったからという説もあるようです。
「この寺は庭一面の芭蕉かな」と芭蕉の句がありました。
芭蕉は、初秋の季語だそうです。
今週の娘との読書会、夏目漱石の「門」でも、主人公宗助の庭の芭蕉についての記述を読みました。
江戸時代には、観賞用として植栽されたようですね。
私が見たのも葉が破れていましたが、葉が裂けている芭蕉を「破芭蕉」・「やればしょう」というらしい。
葉が大きいので、破芭蕉が多いですよね、これは晩秋の季語らしいです。
芭蕉布はこの植物からつくるで、よいのか?
イトバショウからつくるとあるが、この植物をさすのかはっきりはわかりません。
沖縄や奄美大島の特産品とあります。
◎芭蕉布:イトバショウの葉の繊維から「布」をつくる。
◎芭蕉糸:イトバショウの幹の中の繊維を取り出して「糸」をつくる。
幹は見上げるほど大きい。
芭蕉を、池上で見ることができてうれしい。
先日、出会ったウコンの花も、新宿御苑で大事に育成されているらしいので、様々な植物に出会える池上散歩、すばらしい・・。
*バショウ科多年草 英名:ジャパニーズ・バナナ
9月18日:フォト散歩を開催予定です